飯島製本株式会社

九十五年の歩み。そして、その先へ。

製本にかける思い

スタッフからのメッセージ

藤岡工場 浅野淳夫

生産性と対応力が自慢

昭和60年入社ですから25年になりますね。もうすっかりベテランです(笑 ベテランは色んな工程が出来ないとダメですからね。今は製本業界で言う所のバインダーを担当しています。表紙をくるむ加工をする部門ですね。

飯島製本は良いところだらけですよ、たくさん教えましょうか?(笑
やっぱり色んな本が作れる所が良い。例えば教科書や参考書、カタログもあるし、作る方としても常に同じモノを作っている訳じゃないので、製造業としては楽しいですよね。
多目的に製本出来ることと、生産性を上げられると言う事、最近は短納期のご依頼も多いんです。でもそれにこなせる力があるのが飯島製本じゃないでしょうか。

本って言うのは意外と複雑なんですよ。例えば紙質によって、機械の設定や操作など気を付ける事も変わります。きちんと配慮をしないと本の出来映えが全然違って来るんですよ。そう言う配慮をしながら生産性を上げられる対応力が自慢です。

退社される時はその方と必ず握手をして「お疲れさまでした」と伝えてきた

長く働いていると、たくさんの人と出会ってきました。たくさんの人の退社も見てきましたよ。退社される時はその方と必ず握手をして「お疲れさまでした」と伝えて、お別れするようにしているんですよ。

職場の雰囲気は明るいですよ。ベテランと若手がうまく共存しています。ベテランの高い技術で若手をうまくサポート出来ているような気がしますね。外国人のスタッフともなるべくコミュニケーションを取るようにしています。こっちの方言をしゃべるスタッフもいますよ(笑 彼らは勉強してきているし、活躍してくれていて、我々もすごく助かっています。

製本業界って様々な機械や工程があるんです。入社の時から製本の主となるラインにずっといたので、前工程なんかの自分の技術をもっと高めたいなと思っています。まだまだ精進しなきゃいけないなと思っています。
個人的には広い工程を全般的に見ることが出来るんですが、もっと「これ」と言うものを極めてみたい気もしますね。たくさんの機械をさわれて、工場を広く見られると言うのは大事だとは思うんですが、広く深くを目指したいと思ってるんですが、自分的にはまだ発展の途中ですよ。25年働いても自分には足りない事や勉強する事がいっぱいあるんですよ。機械の操作は当然ですが、特に人の教育の面ですかね。人材の育成をもっと力を入れていかなきゃなと、改めて強く思いますよ。

製造業ですから、若い人にはまず技術力を伝えたいし、覚えて欲しい。技術力を高めれば、良い品質のものができますし、生産数も上げられるんです。その為には僕自身も広く深く精進していかないと思っています。